ブログを頑張って書いたのに、いざ自分で検索してみたら「表示されていない…」という経験、ありませんか?
時間をかけて書いた記事が誰にも見られていないなんて悲しいですよね。
「どうすればブログが検索に出てくるの?」「原因がわからないから対策のしようがない…」という方も大丈夫です!
この記事では、ブログが検索結果に出てこない主な原因と、その解決策を具体的に解説していきます。
初心者でもすぐに実践できる内容なので、ひとつずつ取り組んでいきましょう!
まず確認!「ブログが検索に出てこない」3つの原因
検索結果にブログが表示されない理由は、大きく3つあります。
それぞれ具体的に解説していきますので、「これかも?」という原因を見つけてみましょう。
Googleに認識されていない(インデックス未登録)
検索エンジン(Google)は、Web上の新しい記事を自動的に見つけ出して登録する「クローリング」という作業を行っています。
しかし、この作業がまだ行われていないと、記事は検索結果に出てこないのです。
ただし、次のようなケースは要注意です。
- ブログを開設して間もない
新しいブログはGoogleにまだ認識されていません。 - 記事を公開したばかり
公開してすぐはクローラーが巡回しておらず、インデックスされていない場合がほとんどです。 - Googleに知らせるための設定ができていない
サイトマップの設定や「Google Search Console」の登録ができていないと、Google側に存在を認識してもらえません。
具体的な例として
例えば、新しくブログを開設して「最初の記事を書いた!」と意気込んで公開したとします。
しかし、Googleに認識されるまで数日〜数週間かかることがあります。
これでは、いくら検索しても見つからないのも無理はありませんよね。
SEO対策が不十分で検索エンジンが評価していない
Googleには認識されているけど、インデックス登録はされていない形になります。
ブログが検索に出るかどうかは、「Googleがその記事を評価しているかどうか」にかかっています。
この評価の基準が、いわゆる「SEO対策」です。
たとえば「カメラ初心者におすすめの機種」をテーマにした記事を書くなら、「カメラ 初心者 おすすめ」「初心者向けカメラ選び方」といったキーワードを含める必要があります。
さらに、検索エンジンは「読者に役立つコンテンツ」を上位に表示する仕組みです。
キーワードだけでなく、記事の内容自体が充実していないと評価されません。
この問題の原因と解決方法については、こちらの記事で詳しく説明しています。
競合が強くて埋もれている(検索順位の壁)
検索結果には、「競合となる記事」が必ず存在します。
特に人気ジャンルやキーワードの場合、他のブログや大手サイトがすでに上位を占めていることが多いのです。
例えばこんなキーワード
- 「ダイエット方法」「おすすめクレジットカード」「転職サイト」
これらのキーワードは検索数が多い反面、ライバルも多いので個人ブログが上位に食い込むのは難しいです。
しかし、「検索ボリュームが少なくても狙いやすいキーワード」を見つけたり、独自性の高い内容を発信することで、競合に勝つことは十分可能です!
原因別に解説!ブログを検索結果に表示させる4つの解決策
「検索に出ない理由がわかったけど、どうすればいいの?」という方も安心してください!
ここからは具体的な対策を4つ紹介します。
順番に取り組んでいけば、きっとブログが検索に表示されるようになりますよ。
Google Search Consoleを使ってインデックス登録する方法
Googleにブログや記事の存在を知らせるために役立つのが、「Google Search Console」です。
手順は次の通りです。
Google Serach Consoleの赤線の部分に、インデックス登録されているか確認したいURLを貼ります。
そうすると、次のような画面になり「ページはインデックスに登録済みです」とあるとインデックス登録されています。
インデックス登録されていない場合、インデックス登録をリクエストをクリックしましょう。
この作業を行うことで、Googleに「この記事を早く登録して!」と直接伝えることができます。
私自身も、インデックス登録をリクエストしたところ、即〜3日後には検索結果に反映されました。
SEO対策の基本:検索エンジンに強い記事を書くポイント
ブログ記事を検索上位に表示させるためには、「SEO対策」が必須です。
初心者でも取り組める基本ポイントを押さえましょう!
① キーワード選定を行う
ブログ記事を書く上で一番重要なことがキーワード選定になります。
- 検索されやすいキーワードを見つける
- ツール活用例:UbersuggestやGoogleキーワードプランナー
② タイトルや見出しにキーワードを入れる
読者が「これだ!」と思えるタイトルにすることで、クリック率も上がります。
- NG:「おすすめカメラについて」
- OK:「【2024年最新】初心者におすすめのカメラ5選!」
③ 読者の悩みを解決するコンテンツを作る
記事の内容は「悩み→解決→具体例」の順に書くとわかりやすいです。
競合に勝つコンテンツ作成:差別化のポイント
ブログの内容が競合に埋もれてしまうのは、「他と似たような内容」になっている可能性が高いです。
読者が「このブログを読んでよかった!」と思うような独自性を出すことで、競合との差を広げられます。
差別化のポイントは3つになります。
自分の体験談や具体例を盛り込む
実際に使った商品の感想や、自分の失敗・成功エピソードを交えてみましょう。
リアリティが増して読者の共感を得やすくなります。
例えば、宅配食サービスの場合「実際に3つの宅配食して試した結果、ここの食事が一番美味しかった!」と具体的な結果を書くだけで、他のブログと差別化できます。
わかりやすい画像や図解を使う
テキストだけの記事だと読みづらく感じてしまう読者もいます。
図や写真を使ってビジュアル化することで、直感的に理解しやすくなります。
手順解説の記事なら「Google Search Consoleの登録方法」をスクリーンショット付きで解説するだけで、初めての方も迷わず進められます。
ターゲット層を明確に絞る
誰に向けた記事なのかを明確にすれば、「このブログは自分のために書かれている」と感じてもらえます。
カメラ選びの記事なら「初心者向け」「趣味として写真を始めたい人向け」など具体的な層を絞って内容を構成すると、競合との差別化ができます。
ロングテールキーワードを狙って検索順位を上げる
「ロングテールキーワード」とは、検索数は少ないものの競合が少なく、検索上位を狙いやすいキーワードのことです。
なぜロングテールキーワードが狙い目なのか?
- 競合が少なく、個人ブログでも上位表示が狙いやすい
- 検索意図が明確なので、読者が満足しやすい
- 積み重ねれば、アクセス数全体を底上げできる
例えば「カメラ初心者向け」というテーマなら…
- 「カメラ 初心者 おすすめ ミラーレス」
- 「カメラ 初心者 使いやすい機種」
- 「カメラ 初心者 安い コスパ重視」
こういった複合キーワードを狙うことで、検索意図が明確なユーザーを集客しやすくなります。
ロングテールキーワードを探す方法
- Googleのサジェスト機能を使う
- 検索バーにキーワードを入力すると関連キーワードが表示されます。
- キーワードツールを活用する
- UbersuggestやAhrefsを使えば、競合度や検索数も確認できます。
ロングテールキーワードについてはこちらに詳しく書いています。
見落としがち!検索に出やすくするための追加チェック項目
ブログが検索に出ない原因は、実は小さなポイントに隠れていることもあります。
ここでは意外と見落としやすい、追加のチェック項目を紹介します。
ブログの表示速度は速い?スマホ対応は万全?
ユーザーが快適に記事を読める環境は、検索エンジンからの評価に大きく影響します。
特に最近では、表示速度とスマホ対応が非常に重要です。
ブログの表示速度が遅いとどうなる?
例えば、表示に3秒以上かかると、ユーザーの53%がページを離脱するというデータがあります。
GoogleもページスピードをSEO評価基準にしているため、表示が遅いと検索順位が下がる原因になります。
改善方法:表示速度を速くするには?
表示速度を速くするには、プラグインを使う方法が簡単です。
例えば、画像を圧縮したり、キャッシュを削除するプラグインがあります。
スマホ対応は必須!
モバイルファーストインデックスと言われ、Googleはスマホ版ページを優先的に評価します。
対策としては、ブログデザインは「レスポンシブ対応」のテーマを選びましょう。
ペナルティを受けていないか確認しよう
検索に出ない理由の中には、Googleからのペナルティが原因の場合もあります。
特に、不自然なSEO対策やコピーコンテンツは要注意です。
コピーコンテンツ
他サイトの文章をそのままコピーして記事にすると、Googleは「低品質コンテンツ」と判断し、検索結果から除外されることがあります。
解決策としては、必ずオリジナル文章を心がけましょう。
体験談や感想などを入れるとオリジナリティが増します。
引用する際は出典を明記します。
過剰なキーワードの詰め込み
キーワードが重要だからと言って、同じキーワードを不自然に繰り返す「キーワードスタッフィング」は、逆効果になります。
自然な文脈でキーワードを使い、読みやすい記事を心がけましょう。
ペナルティを受けているか確認する方法
Google Search Consoleを開き、「セキュリティと手動による対策」欄を確認しましょう。
手動ペナルティがある場合は通知されます。
記事公開後の「定期メンテナンス」の重要性
ブログ記事は「公開して終わり」ではありません。
定期的な更新・リライトが、検索結果を維持・向上させるために欠かせない作業になります。
なぜ記事の定期メンテナンスが必要なのか?
まず、古い情報のままだと評価が下がることがあります。
また、数年前の情報やリンク切れがあると、読者の満足度が下がり、検索順位にも悪影響が出ます。
そして、更新・リライトを行うことでSEO効果を最大化することができます。
リライトすることで新しいキーワードを追加したり、文章を改善したりすれば、SEO効果が高まります。
効果的な記事リライトの手順
効果的な記事リライトの手順としては次の通りです。
リライトのタイミングは?
3〜6か月に1度を目安に、過去の記事を見直しましょう。
実例付き!検索に表示されるブログの成功事例
実際に検索結果に表示されるようになったブログの事例を紹介します。
初心者でも取り組みやすい具体策がたくさんありますよ!
インデックス未登録から解決したケース
初心者ブロガーAさんの事例を見ていきましょう。
問題点
投稿した記事がインデックス登録されていないことがわかった。
解決策
GoogleSearchConsoleを活用し、インデックス登録リクエストを行った。
結果
1週間以内に検索結果に表示されるようになり、徐々にアクセスが増加した。
SEO対策で検索順位が急上昇した事例
カメラブログBさんの事例です。
問題点
競合が多いキーワードで検索上位を取れなかった。
実施したこと
- ロングテールキーワードを狙う
- 画像や具体例を追加して記事をリライト
- 関連記事と内部リンクでつなげる
結果
検索順位が50位→5位に急上昇し、アクセス数が3倍になった!
よくある質問:ブログ初心者がつまずくポイントQ&A
初心者がつまずくポイントをQ&A形式でまとめました。
インデックスされるまでにどれくらい時間がかかる?
Googleにインデックスされるまで、新しいブログの場合は通常1日~1週間程度かかることが多いです。
Google Search Consoleで「インデックス登録をリクエスト」すれば早めることができます。
ある程度ブログが成長してくると数分から数時間でインデックス登録されるようになります。
SEO対策しているのに順位が上がらないのはなぜ?
競合が強いキーワードを選んでいる可能性があるからです。
どうしても企業ブログが上位に来るキーワードでは、個人ブログでは難しいことがあります。
まずは「ロングテールキーワード」を狙ってみましょう。
無料ブログとWordPress、どちらが検索に強い?
WordPressが圧倒的にSEOに有利です。
もちろん無料ブログでもいい記事を書けば上位に来ることもあります。
しかし、無料ブログはSEO対策に限界があり、検索上位を狙うならWordPress一択です。
まとめ:ブログが検索に出るためのポイントをおさらい
検索結果にブログが表示されない原因とその解決策についてお伝えしました。重要なポイントをもう一度おさらいしましょう。
- 原因を特定する
- インデックス未登録や検索エンジンへの登録漏れがないか確認する。
- 基本的なSEO対策を実施する
- キーワード選定、タイトル・見出しの最適化、コンテンツ品質を高める。
- 見落としがちなポイントをチェックする
- 表示速度やスマホ対応、ペナルティの有無、記事公開後の定期メンテナンスが重要。
ブログが検索に表示されるまでには少し時間がかかることもありますが、正しい方法で対策を積み重ねていけば必ず結果につながります。
焦らず地道に取り組んでいきましょう!